イッチーのカリフラワー栽培実績
就農後(露地栽培 10a×2作)
原産地「ヨーロッパ」
地中海沿岸でヌクヌク育ったゆとり野菜だが、冬の寒さにも耐えられる強さも持つ。
植物分類「アブラナ科1年草」
1作に1回栽培できる。色とりどりでまさに花のような野菜。
利用部位「花らい、茎」
軸部分がおいしいので、捨てないで~。
主産地「茨城県・熊本県・徳島県」
世界で最もカリフラワーを生産しているのは・・・中国。次いで、インド、アメリカ。
栄養素「カリウム、ビタミンC、食物繊維を多く含む」
カリフラワーは加熱によるビタミンの損失が少ないので、効率よくビタミンが摂取できる。その為、風邪予防や免疫力アップが期待できる。紫のカリフラワーにはアントシアニンがオレンジのカリフラワーにはβカロテンが含まれており、生活習慣病の予防効果がある。
歴史
カリフラワーはブロッコリーが変異したものとされている為、先のブロッコリーが兄ならば、後のカリフラワーは弟的存在である。16世紀にヨーロッパで普及し、日本に伝わったのは明治時代で本格的に普及したのは食文化が欧米化しだした戦後である。
作型例
一番、栽培しやすいのは夏まき、冬収穫!
私の個人的な意見では、7月30日~8月10日までの種まきがベスト!!
それより早くまくと、収穫までに虫の被害を受けやすく、さらに9月の大型台風で散々な目に逢うことも。逆に遅いとカリフラワーの花らいが大きくならず、収穫が真冬となり、雪やヒヨドリの被害を受ける可能性がある。
秋どり 例 7月● 8月△ 10~11月■
冬どり 例 8月● 9月△ 12~2月■
- =種まき △=植え付け ■=収穫
生育環境
発芽適温 15~30℃
生育適温 18~20℃
仮に0℃になっても死なないので冬でも安心して放置OK。ただし、ブロッコリーよりは寒さに弱い。
品種
緑カリフラワー=連峰(宇治)
白カリフラワー=スノークラウン(タキイ)、雪まつり(武蔵野)
紫カリフラワー=パープルフラワー(武蔵野)
カリフラワーは色が色々あります。濃い薄いを含めればたくさんの品種がありますので、ぜひ色々と試してみてください。きっと、畑を見るのが楽しくなりますよ^^
以上、カリフラワーの基本情報でした。次項、栽培管理につづく・・・。