イッチーのナス栽培実績
研修期間(露地栽培 2a×2作)
就農後(露地栽培 10a/720本×1作)(露地栽培 10a/900本×1作)(ハウス栽培 7a/600本×1作)
(ハウス栽培 7a/680本×1作(予定))
原産地「インド」
暑くてジメジメした環境で生存してきたわけですから、原則として暑さに強いが寒さに弱い。日焼けがよく似合う黒光りした夏野菜。
植物分類「ナス科1年草」
1作に1回栽培できる。ただし、熱帯地域では「多年草」(複数年つづけて栽培できる)。
利用部位「果実」
主産地「高知県、福岡県、熊本県、群馬県」
世界で一番ナスを生産しているのは・・・中国。次いで、インド。
栄養素「カリウムを多く含む」
ナスニンを含んでいる為、発ガン抑制や眼精疲労に効果あり!
歴史
日本には7世紀頃にインドから中国を経由して伝わったとされている。本格的には10世紀頃に栽培が広まった。つまり、1000年以上も栽培され続けてきている。という事は日本人はナスでできている・・・と言ったら過言である。
作型例
初めて栽培する場合は5月中旬の暖かくなってから植えつけるのが無難。
露地栽培 例 2月● 5月△ 6~10月■
露地トンネル栽培 例 1月● 4月△ 5~10月■
ハウス夏秋栽培 例 11月● 3月△ 4~11月■
- =種まき △=植え付け ■=収穫
生育環境
発芽適温 25~30℃
生育適温 昼 23~28℃ 夜 13~18℃
開花・結実適温 25~30℃
寒がりなので、無理な早植えは避けましょう。
品種
卵ナス=あのみのり(野菜茶業研究所)、ラクロ(アサヒ農園)
長卵ナス=千両二号(タキイ)、小五郎(タキイ)
中長ナス=くろべえ(渡辺採取場)、黒雄(丸種)
長ナス=筑陽(タキイ)、大黒田(カネコ)、黒の匠(丸種)
大長ナス=庄屋大長(タキイ)、長紫(丸種)
丸ナス=早生大丸(タキイ)
小ナス=ちび丸(渡辺採取場)
水ナス=美男(渡辺採取場)、ごちそう(サカタ)、SL紫水(タキイ)
米ナス=くろわし(タキイ)
緑ナス=長緑(丸種)
紫ナス=マー坊(サカタ)、味むらさき(丸種)
白ナス=味しらかわ(丸種)
こうして見ると、ナスにはたくさんの品種があることがわかります。色々と試しに作ってみると楽しそうですね。
以上、ナスの基本情報でした。次項、栽培管理につづく・・・。