イッチーの小松菜栽培実績
研修時(ハウス栽培 1・5a×3作)
小松菜とは?
原産地「中国・日本」
中国から入ってきたカブの仲間を品種改良して、今の小松菜ができた。
植物分類「アブラナ科1年草」
1作に1回栽培できる。同じ畑で年に8回ほど栽培可能。
利用部位「葉」
主産地「茨城県・埼玉県・福岡県」
栄養素「βカロテン、ビタミンK、カルシウムを多く含む」
βカロテンは皮膚や粘膜の保護。ビタミンKとカルシウムは骨の健康維持に効果がある。
歴史
江戸時代に日本で品種改良されて「小松菜」は誕生した。日本各地に小松菜の兄弟にあたる葉物野菜がたくさんある。
作型例
一年中栽培できる初心者向きの野菜。ただし、春と夏の栽培はトウ立ちや虫害の被害が大きいので、秋冬の栽培を選ぶのが無難である。また、厳冬期はハウスやトンネル栽培でないと生育が著しくにぶる。
例 いつでも● いつでも■
- =種まき ■=収穫
生育環境
発芽適温 15~30℃
生育適温 20~25℃
寒さにも強いので、秋まき冬収穫がオススメ。
品種
秋冬=菜々音・菜々美・菜々子(タキイ)、スーパー洛菜(宇治)
春夏=夏楽天(タキイ)、里あかり(武蔵野)、夏洛菜(宇治)
小松菜は栽培しやすい野菜です。まずは、秋に種をまき、冬に収穫を目安に作って見ましょう。
以上、小松菜の基本情報でした。次項、栽培管理につづく・・・。