イッチーのブロッコリー栽培実績
研修時(露地栽培 2a×2作)
就農後(露地栽培 30a×1作)(露地栽培 80a×1作)(露地栽培 65a×1作)
原産地「ヨーロッパ」
地中海沿岸でヌクヌク育ったゆとり野菜だが、冬の寒さにも耐えられる強さも持つ。
植物分類「アブラナ科1年草」
1作に1回栽培できる。わき芽を収穫すれば、花が咲くまで何度も収穫できる器用なやつ。
利用部位「花らい、茎」
軸部分がおいしいので、捨てないで~。
主産地「茨城県・千葉県・愛知県」
世界で最もブロッコリーを生産しているのは・・・中国。次いで、インド、アメリカ。
栄養素「カリウム、カロテン、ビタミンCを多く含む」
スルフォラファンを含んでおり、ガンの抑制効果があるとされている。
歴史
日本には19世紀に導入されたが、人気が無く・・。1950年以降にようやく広まった。
作型例
一番、栽培しやすいのは夏まき、冬収穫!
私の個人的な意見では、7月30日~8月10日までの種まきがベスト!!
それより早くまくと、収穫までに虫の被害を受けやすく、さらに9月の大型台風で散々な目に逢うことも。逆に遅いとブロッコリーの花らいが大きくならず、収穫が真冬となり、雪やヒヨドリの被害を受ける可能性がある。
秋どり 例 7月● 8月△ 10~11月■
冬どり 例 8月● 9月△ 12~2月■
春どり 例 1月● 2月△ 4~5月■
- =種まき △=植え付け ■=収穫
生育環境
発芽適温 15~30℃
生育適温 18~20℃
仮に0℃になっても死なないので冬でも安心して放置OK。
品種
秋冬どり=ヨセミテ(武蔵野)、ハイツSP(タキイ)、緑山(宇治)
春どり=ハイツSP(タキイ)、グリーンボイス(タキイ)
ブロッコリーには秋冬用と春用の品種があります。作型を確認してから種を購入しましょう。
以上、ブロッコリーの基本情報でした。次項、栽培管理につづく・・・。